パチンコバイトの募集には主に「ホールスタッフ」と「カウンタースタッフ」があります。

どちらも店内での仕事になりますが、接客が含まれるため元気で明るい対応を心がけます。

ホールとカウンターのどちらが楽かということについては、それぞれに肉体的な面や精神的な面で大変さがあります。

ホールスタッフ

ホールを担当するスタッフになります。

店内を巡回して、お客様の呼び出しランプが点いたら対応し、玉詰まりのようなパチンコ台のトラブルに対処したり、パチンコ台の説明をしたりします。

基本的に立ち仕事で店内をたくさん歩きまわり、ドル箱の上げ下げをする、運ぶといった仕事もあるため、体力がある人に向いています。

また、店内の清掃やパチンコ台のPOP交換もホールスタッフのお仕事です。

最近では、お客様の持ち玉をタバコや缶コーヒーと交換して、お持ちするという仕事もホールスタッフの仕事になっています。

あと、頭取り（遊戯されているお客様の数を調べること）も行います。

店内は当然ですが、ライバル店の調査にも出かけて行きます。

店舗全てが、パーソナルシステムを採用している場合には女性スタッフがホール担当になることがありますが、やはり店内を歩き回る仕事は女性にはきつくなっています。

カウンタースタッフ

店内の景品カウンターを担当するスタッフです。

ホールスタッフがお客様の出玉やメダルをジェットカウンターで計測し、出玉数を記録したレシートやカードをお客様から受け取りPOSレジで読み取って、景品に交換します。

また、在庫管理や電話対応もカウンタースタッフの対応となります。

ホールスタッフと同じく基本的に立ち仕事ですが、歩く歩数も少なく、ドル箱を運ぶようなことはないために、体力に自信のない人や腰を痛めやすい人には働きやすくなっています。

店内アナウンスで行うお客様の案内もカウンタースタッフの担当となります。

ホールとカウンターの違い

基本的に男性はホールスタッフを担当し、カウンタースタッフは女性が担当します。

カウンタースタッフに食事休憩などで交代になる際には、役職者が交代で入ります。

やはり、カウンタースタッフは女性スタッフが愛想よく笑顔で対応しないと店の印象が悪くなってしまいますので、女性スタッフが良いとされています。

ホールスタッフは、ドル箱の上げ下げがあるところでは、女性には当然ですがきつくなります。

スロットコーナーでは、メダルの補充をしなければならないのですが、片手で持つと女性にはやや重いので、腕力のない女性にはきつくなります。

パチンコスタッフは、肉体的に疲れるのはホールスタッフ、精神的に疲れるのはカウンタースタッフと言われています。

ただホールスタッフでも、お客様にチクチクと文句を言われることがあったり、客層が悪いところにおいてはお客様に注意をしなければならなかったりで、精神的に疲れることも少なからずあります。

でもホール内を歩く肉体的負担に比べれば少ないものです。

カウンタースタッフの場合には、細かい注意を払って、景品数を間違えないようにお客様にお渡しし、また来店していただけるように常に笑顔で接客をしなければなりません。

カウンタースタッフは常に一対一で直接お客様と接客しなければならないので、精神的な負担がとても大きくなります。

また、閉店時のお客様が景品交換ラッシュになる時間には、景品数を間違えないように、慎重かつ迅速に対応しなければならないので、大変になります。

そのため、結論を言うとどちらも大変、ということになります。

ホールスタッフとカウンタースタッフ共にそれぞれにきついところがありますが、パチンコはギャンブルであり、現金と結びついていますので、細心の注意を払ってお仕事をこなさなければなりません。

常に見配り気配りを怠らずにサービス業であるという意識を持って仕事をしましょう。

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